2007年 12月 30日
Champagneか Spumanteか
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年末年始、泡系のお酒がふさわしい季節です。特にイタリアのスパークリングワイン、スプマンテの年間生産量の約半分が12月の半ばから1月半ばに開けられるという稼ぎ時。泡三昧な季節なわけです。で、やっぱりここでもイタリア人のフランスに対するライバル心に火が付き、この時期いつもシャンパーニュとの比較がなされるわけで。
今年の年末年始の乾杯で消費されるスプマンテはレコードである22%の増加らしい。この躍進を支えるのが海外の消費量で、輸出先の3分の1を占めるドイツ(16%増)、アメリカ(8%増)が好調らしい。3位はイギリスで前年比でなんと72%の増加だと。日本での消費量も増加傾向にあり、前年比で9%の増加。当然イタリア国内ではスプマンテで乾杯するメイドインイタリー派が圧倒的。
今年はWine Spectator誌のトップ100に初めてヴェネト州のスプマンテ、プロセッコが入賞した記念すべき年でもあり、Made in Italy調子良いなーという印象。ランキングを見てもプロセッコの値段は受賞ワインの中でも最低ランク。売り上げが上がる理由も分かる気がする。
個人的にはシャンパンは好きですが、やっぱりマーケティングの力がすごく強いとは思う。シャンパーニュと同じ値段を出せば、ものすごく質の高いスプマンテが手に入ることを考えると判断は微妙ですよ。日本にいた頃は仕事の関係でシャンパーニュを飲む機会が多かったんですが、イタリアに来てからはもっぱらスプマンテ派となりました。個人的には大手シャンパーニュメーカーのボトルを開けるのも良いけれど、自分でお酒屋さんで選んだ価格と品質の合ったスプマンテを開けるのも良い気もしますが、その点は過去の行いがあるんで大きい声では言えないけど。
とにもかくにも年末年始。泡だらけになってくださいな。シャンパーニュでもスプマンテでも気分で選んで飲みましょうよ。高級レストランでオレンジ色のボトルを開けるだけでスノッブと言われる時代では無いんですから。
今年の年末年始の乾杯で消費されるスプマンテはレコードである22%の増加らしい。この躍進を支えるのが海外の消費量で、輸出先の3分の1を占めるドイツ(16%増)、アメリカ(8%増)が好調らしい。3位はイギリスで前年比でなんと72%の増加だと。日本での消費量も増加傾向にあり、前年比で9%の増加。当然イタリア国内ではスプマンテで乾杯するメイドインイタリー派が圧倒的。
今年はWine Spectator誌のトップ100に初めてヴェネト州のスプマンテ、プロセッコが入賞した記念すべき年でもあり、Made in Italy調子良いなーという印象。ランキングを見てもプロセッコの値段は受賞ワインの中でも最低ランク。売り上げが上がる理由も分かる気がする。
個人的にはシャンパンは好きですが、やっぱりマーケティングの力がすごく強いとは思う。シャンパーニュと同じ値段を出せば、ものすごく質の高いスプマンテが手に入ることを考えると判断は微妙ですよ。日本にいた頃は仕事の関係でシャンパーニュを飲む機会が多かったんですが、イタリアに来てからはもっぱらスプマンテ派となりました。個人的には大手シャンパーニュメーカーのボトルを開けるのも良いけれど、自分でお酒屋さんで選んだ価格と品質の合ったスプマンテを開けるのも良い気もしますが、その点は過去の行いがあるんで大きい声では言えないけど。
とにもかくにも年末年始。泡だらけになってくださいな。シャンパーニュでもスプマンテでも気分で選んで飲みましょうよ。高級レストランでオレンジ色のボトルを開けるだけでスノッブと言われる時代では無いんですから。
by s.isaia
| 2007-12-30 06:34
| Cibo e Bevande