2005年 06月 28日
ビットリオ エマヌエル3世
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今朝、いつものようにバールでカプチーノとブリオッシュの朝食を済ませてオフィスに着きポケットの小銭を見たところ、見慣れないコイン発見。
ユーロのコインは国によってデザインが異なり、サンマリノ共和国のような小国で貨幣発行が少ない国のコインはコレクターによって買い占められ高額が付けられるということは皆さんご存知の通りだが、今日発見したコインはユーロではなく全く違うコイン。イタリアの昔のコインをバールのおばちゃんが5セントコインと間違ったようだ。ま、5セントなら良いかと同僚のダニエレに「だまされた」と笑いながら見せると、ヤツはいきなりマジな顔になり「よく見せろと」。コインにはVittorio Emanuele3世と書かれ発行年は1919年。裏にはミツバチの模様が書かれています。そのビットリオさんがイタリアの王様だった時代のコインで単なる古いイタリアのリラコインではなかったというわけで。財布の中に「ギザ十」を見つけたときよりも興奮した我々はさっそくインターネットで検索開始。さてそのお値段はいくらか?
調べてみると1919年はこのコインが発行された最初の年であり、価格は状態によるが良いもので何と300ユーロ(約4万円)。5セントが300ユーロへ6000倍に価値が沸騰。ま、こういうことはあんまり無いけど、ヨーロッパを旅行するといろんな国のコインが集まるから楽しいですよっていう話で。
この棚ぼたの300ユーロでペンギンを買ったらビットリオエマヌエル3世も報われるというものであろう。
ユーロのコインは国によってデザインが異なり、サンマリノ共和国のような小国で貨幣発行が少ない国のコインはコレクターによって買い占められ高額が付けられるということは皆さんご存知の通りだが、今日発見したコインはユーロではなく全く違うコイン。イタリアの昔のコインをバールのおばちゃんが5セントコインと間違ったようだ。ま、5セントなら良いかと同僚のダニエレに「だまされた」と笑いながら見せると、ヤツはいきなりマジな顔になり「よく見せろと」。コインにはVittorio Emanuele3世と書かれ発行年は1919年。裏にはミツバチの模様が書かれています。そのビットリオさんがイタリアの王様だった時代のコインで単なる古いイタリアのリラコインではなかったというわけで。財布の中に「ギザ十」を見つけたときよりも興奮した我々はさっそくインターネットで検索開始。さてそのお値段はいくらか?
調べてみると1919年はこのコインが発行された最初の年であり、価格は状態によるが良いもので何と300ユーロ(約4万円)。5セントが300ユーロへ6000倍に価値が沸騰。ま、こういうことはあんまり無いけど、ヨーロッパを旅行するといろんな国のコインが集まるから楽しいですよっていう話で。
この棚ぼたの300ユーロでペンギンを買ったらビットリオエマヌエル3世も報われるというものであろう。
by s.isaia
| 2005-06-28 03:20
| Italian Style