2006年 09月 10日
Goran Bregović Live!
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土曜日はボローニャでGoran Bregovićのライブがあった。クロアチア人の父親とセルビア人の母親を持つサラエヴォ生まれのアーティスト。実態が無いとも言われるユーゴスラビア人というのはこういう人のことを言うんだろうか。インタビューであなたはセルビア人なのか、クロアチア人なのか、それともボスニア人なのかと聞かれ、私はユーゴスラビア人だと答えたとか。旧ユーゴ諸国には結構旅行したし、モンテネグロやベオグラードで見た美女軍団の強い印象があって個人的には非常に興味がある。そして何よりボローニャで一番仲の良いMajaがセルビア人ってことで、Majaを誘ってライブに行ってきた。
Bregovićはイタリアでの活動がかなり活発。去年もボローニャ近郊の町フェラーラでコンサートをやったんだが、残念ながら行けなかった記憶がある。そして他の町でも今年に入って何度もコンサートをやっているよう。そんな感じでイタリアではかなり名の知れたアーティスト(もちろん世界的にもバルカン半島出身のアーティストの中では最も有名な人の一人でしょう)で、会場もたくさんのファンが詰め掛けましたよ。
ライブはジプシー衣装を着たセルビア人とマケドニア人のボーカルがいるのに象徴されるようにバルカン半島の民族音楽を意識させられるもの。迫力あるステージはとても56歳とは思えんよ。すげーかっこいい。隣で踊りまくってるMajaが言うにはセルビアの結婚式でもジプシー音楽は良く演奏されるそう。ジプシーに対しては非常に微妙な立場にあるイタリア人達もBregovićのライブには熱狂。オレも人種や民族に対しては偏見をなるべく持たないようにと思っているけど、正直言うとジプシーに対しては受け入れるのが非常に難しい。この日はそういうこともいろいろ考えさせられたわけで。
Bregovićの音楽は有名どころではアリゾナドリームなど映画でも使われている。旧ユーゴを代表する映画Undergroundでも彼が音楽を担当しているとのことで、見よう見ようと思っていてまだ見てないので近いうちに鑑賞しようと思います。
ってことでますますバルカン半島に引き付けられる一夜になったわけです。
Bregovićはイタリアでの活動がかなり活発。去年もボローニャ近郊の町フェラーラでコンサートをやったんだが、残念ながら行けなかった記憶がある。そして他の町でも今年に入って何度もコンサートをやっているよう。そんな感じでイタリアではかなり名の知れたアーティスト(もちろん世界的にもバルカン半島出身のアーティストの中では最も有名な人の一人でしょう)で、会場もたくさんのファンが詰め掛けましたよ。
ライブはジプシー衣装を着たセルビア人とマケドニア人のボーカルがいるのに象徴されるようにバルカン半島の民族音楽を意識させられるもの。迫力あるステージはとても56歳とは思えんよ。すげーかっこいい。隣で踊りまくってるMajaが言うにはセルビアの結婚式でもジプシー音楽は良く演奏されるそう。ジプシーに対しては非常に微妙な立場にあるイタリア人達もBregovićのライブには熱狂。オレも人種や民族に対しては偏見をなるべく持たないようにと思っているけど、正直言うとジプシーに対しては受け入れるのが非常に難しい。この日はそういうこともいろいろ考えさせられたわけで。
Bregovićの音楽は有名どころではアリゾナドリームなど映画でも使われている。旧ユーゴを代表する映画Undergroundでも彼が音楽を担当しているとのことで、見よう見ようと思っていてまだ見てないので近いうちに鑑賞しようと思います。
ってことでますますバルカン半島に引き付けられる一夜になったわけです。
by s.isaia
| 2006-09-10 06:06
| Film Spettacolo