2005年 05月 22日
Romeo e Giulietta
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オペラを見に行くということは先日書きましたが、2人でウィーン国立歌劇場なる格式高い音楽の殿堂(?)へ行ってきました。全ては形からということで一応持ってきたスーツを着てオペラ座に入ります。2階のテラスでは食前酒と簡単なおつまみが出されていて、正装の紳士淑女が観劇前のひと時を楽しんでいます。オレもカッコつけてヴーヴクリコをチビリ。しかし当然ボロはすぐに出ます。席に着くとオペラだとばっかり思っていたら、「バレエ」だとのこと。能と狂言の違いが分からないように、オペラとバレエの違いって何?なんて寝ぼけたことを言っていましたが、幸いなことにその両者における明確な違いにすぐ気が付くことができました。そう。バレエは「モッコリ」。要は「モッコリ」があるのがバレエで「モッコリ」が無いのがオペラということになります。正装の紳士淑女も白タイツの「モッコリ」目当てなのだろうかという疑問を抱えながら(もちろん傍らの栄子さんにはそんなこと聞けません)、「ロミオとジュリエット」はクライマックスを迎え栄子さんも大満足のうちに終了。
さて「モッコリ」であるが、オレの目から見ると非常に気になる点がある。それは「本当にナチュラルなのか?」という点。ここまでバレエにおいて重要な位置を占めるモッコリ。技術的にも芸術的にも優れている役者がモッコリ度が足りないというだけでロミオ役を降ろされたりするという不条理が存在するのだろうか?確かにロミオ役のモッコリ度はなかなかのものであったが、「何か入ってんじゃないの?」という疑問は付きまとう。またロミオの敵役ビリー大帝(仮名)のモッコリはすざまじく、その鋼鉄のような肉体と相まって人気は非常に高かった。そしてカーテンコール時におけるビリー大帝に投げ入れられる花束の数がロミオよりも多かったという点でもモッコリが役者の人気を左右する重要なファクターであるということは否めない。いずれにしても氷川きよし並のおばちゃん人気を誇る役者達。その舞台裏をいつか覗いて真相を解明したいものである。
旅はまだまだこれからです。
さて「モッコリ」であるが、オレの目から見ると非常に気になる点がある。それは「本当にナチュラルなのか?」という点。ここまでバレエにおいて重要な位置を占めるモッコリ。技術的にも芸術的にも優れている役者がモッコリ度が足りないというだけでロミオ役を降ろされたりするという不条理が存在するのだろうか?確かにロミオ役のモッコリ度はなかなかのものであったが、「何か入ってんじゃないの?」という疑問は付きまとう。またロミオの敵役ビリー大帝(仮名)のモッコリはすざまじく、その鋼鉄のような肉体と相まって人気は非常に高かった。そしてカーテンコール時におけるビリー大帝に投げ入れられる花束の数がロミオよりも多かったという点でもモッコリが役者の人気を左右する重要なファクターであるということは否めない。いずれにしても氷川きよし並のおばちゃん人気を誇る役者達。その舞台裏をいつか覗いて真相を解明したいものである。
旅はまだまだこれからです。
by s.isaia
| 2005-05-22 03:06
| Viaggi